青森県商会連合会様 メルマガ連載 第4回目の記事
弊社の代表が執筆しております、青森県商工会連合会様が発行しているメールマガジン(2月15日掲載予定)の連載コラムの第4回目のネタをご紹介いたします。ぜひご一読を!! ↓↓↓
儲ける仕組みのヒント その4 ~ 会社と顧客のズレ ~
このコーナーを担当させていただいております、県内地盤の中小企業診断士 伊藤 朗(イトウ アキラ)と申します。前回までに引き続き、『企業再生』という会社存続の危機に至った失敗事例を多く知る、私だからこそ言えることを中心にこのコーナーを展開したいと思います。前回は、『経営革新』と『企業再生』の密接な関係についての話を書きました。そして、その両方に共通する儲からなくなった理由(事業領域のズレ)が存在することも示しました。
4回目の今日は、その『儲からなくなった理由』である事業領域のズレ(1 誰に、 2 何を、 3 どのように売っているのかということの市場とのズレ)を知る手段を探ってみたいと思います。
第1のステップは、自分を知ることです。自分の店を愛してくれるお客さんは何を買いに来て、何を買わなくなったのかを正確に把握することがズレを知る第一歩となります。よく、『値下げをしても売れない』、『大手にはしょせん品揃えではかなわないから売上が伸びない』、『広い駐車場やオシャレな店舗じゃないともう駄目だ』などと再生過程の企業の社長様よりよく聞かされます。ただ、果たして本当にそうなのでしょうか?まず自分のところに今来てくれているお客さん、常連さんは誰なのか、そして何を買っていってくれているのかを試しに1カ月程度測ってみることをおススメいたします。
測るといってもPOSレジで入力する情報程度でかまいません。男か女か、子供・成人・老人か、何の種類の品物かを『“正”の字』を書いて付けるのを店番の人間にやらせるだけで結構です。まじめにやってみると、実は意外なことがひとつふたつは必ず分かるものです。こういった実例があります。老若男女万人を対象に書籍の品揃えをしていたある書店で実際にやってみたところ、なんと7割近い客が女性で、しかもかなりご年配の方が主な購入層であることが分かりました。当然、年配向け、女性向けの書籍の棚割りを増やした上で、『孫に買ってあげたい 売れてる書籍No.1!!』などのPOPを貼るだけで関連購買の効果も現れました。ぜひ一度お試しあれ。
話は変わって私事ではございますが、先月末に『法人成り』を果たしました。創業の支援もコンサルティングメニューに含まれておりますので、試しに司法書士、税理士、社会保険労務士の先生の関与を一切排除して全部自分でやってみました。一言で言うと意外に簡単だという実感です。そこで次回はこの『法人成り』をテーマに展開したいと思います。