青森県商会連合会様 メルマガ連載 第3回目の記事
弊社の代表が執筆しております、青森県商工会連合会様が発行しているメールマガジン(1月15日掲載予定)の連載コラムの第3回目のネタをご紹介いたします。ぜひご一読を!! ↓↓↓
儲ける仕組みのヒント その3 ~ 経営革新と企業再生の密接な関係 ~
このコーナーを担当させていただいております、県内地盤の中小企業診断士 伊藤 朗(イトウ アキラ)と申します。前回までに引き続き、『企業再生』という会社存続の危機に至った失敗事例を多く知る、私だからこそ言えることを中心にこのコーナーを展開したいと思います。
さて3回目の今日は、『経営革新』と『企業再生』の密接な関係についてです。リスクを取って華々しく新しい世界へと出ていこうと、『経営革新』を試みる企業。そして、残念ながら現在、会社存続の危機にあり『事業再生』を目指している企業。
実はこの対極にあるように見えるこの2種類の企業には、ある共通点があります。似ているというより、むしろ同じと言った方が適切かもしれません。
意識しているかいないかを問わず、企業には必ず『事業領域』というものが存在いたしまします。簡単な言葉で表すと『1 誰に、 2 何を、 3 どのように』売っているかということです。この3つの柱で構成される事業領域を、企業は外部環境の変化に合わせて柔軟に変化させて生き抜いてきているのです。
前述の2種類の企業の大きな共通項は、この事業領域が大きくズレてしまっている点であります。売ろうとするターゲットの嗜好の変化に品揃えが追従できていなかったり、あるいは作り方・売り方が以前の大量生産時代のままであったり、といった具合です。
このズレを修正して商売繁盛に持っていくことが2種類の企業の共通目的になりますが、じゃあ何が違うのでしょう?実は修正しようとするタイミングと選択肢に違いがあるだけです。革新企業はまだ余力・気力がある段階で軌道修正を試みるのに対し、再生企業は、本業が壊滅的な状態にあり、新規に投資する選択肢がありません。
このことから、選択肢が多い段階で事業領域のズレを修復することが解決策であると言えます。このため、国を挙げて経営革新を後押ししているのです。
ズレを直すと言っても簡単ではありませんが、まずどれだけズレているのかを知らないと話になりません。よって、第1ステップは『自社の実力を測る、お客様とのズレを測る』ことです。次回はこのズレを測る手段を、詳しくみていきたいと思います。